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2006年2月25日 (土)

大きいファイルの転送が止まってしまうのは TCP Window Scale Option のせいだった

Linux kernel を 2.6.15 にして以来、無線 LAN で大きなファイルの転送がすぐに止まてしまうようになったので、ドライバをいろいろ変えてみるなど試行錯誤中。

大きなファイルの転送ができないと必要なファイルのダウンロードもままならないので、昨日の夜有線で接続して作業を行うことにした。

……あれ?

有線でも駄目じゃん。大きなファイル転送できないじゃん。

無線 LAN の問題ではなかった

ThinkPad X31 の内蔵 NIC の方は会社だとうまく動いているし、どうやら自宅内の LAN、あるいは ADSL 接続あたりに問題があるようだ。

確認してみると無線 LAN アクセスポイント経由での PC 間のファイルのやりとりは問題なし。 早く気がつくべきだった。

とすると次の可能性はルータ(RTW65b)か。

RFC1323 TCP Window Scale Option

Linux kernel 2.4.27 だとうまく通信できているので、そのあたりから調査。 Web を見てみると 2.6.8 から net.ipv4.tcp_default_win_scale がデフォルトで 0 でなくなった事で同様の障害が発生し話題になったようだ。

自分が以前 2.6 系に乗り換えようとしたのもちょうど 2.6.8 だったので、その時に駄目だったのも実はこれが原因だった可能性がある。

 echo 0 > /proc/sys/net/ipv4/tcp_default_win_scale

でこの設定が変えられるのだが、2.6.13 以降このオプション自体が無くなっている。

tcp_window_scaling はまだ存在するので、

 echo 0 > /proc/sys/net/ipv4/tcp_window_scaling

してみる。

……直った。

ということで

MADWIFI も NdisWrapper もシロだったようだ。

そろそろルータ買い換え時なのかなぁ。 YAMAHA で気にいってはいるんだけれど。

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Naney Naney (なにい)です。株式会社ミクシィでマネージャー・プロダクトオーナーをしています。

nDiki1999年1月に始めたコンピュータ日誌を前身とする NaneyWeb 日記(兼パーソナルナレッジベース)です。ちょっとしたノートは nNote にあります。

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