nDiki : エピック

エピック (epic)

大きなユーザーストーリーのこと。おおよそ数カ月程度の大きさで複数回のリリースがあるもの。プロダクトプランニングで議論する際に使用し、ポートフォリオバックログで管理する。

大きさとしては以下の順になる。

エピック(数カ月程度)」 > 「フィーチャー(数週間程度)」 > 「スプリント可能なストーリー / 実装可能なストーリー」

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2017年1月25日 (水)

プロダクトバックログを分割詳細化した時にエピックを「残り」で残す

スクラムプロダクトバックログリファインメントの時に、上位のプロダクトバックログスプリントで完成させられるように分割詳細化していきます。

 |-- P1 (分割詳細化済み)
 |   |-- P1-1
 |   |-- P1-2
 |   `-- P1-3
 |-- P2 (一部分割詳細化済み)
 |   |-- P2-1
 |   |-- P2-2
 |   ...
 `-- P3 (未分割詳細化)

ツリーになるのだけれどどうするのが良いかなあという話になりました。大きな視点だと分割元もわかるようにしておきたいし、途中までしか分割されていないものはまだ残りがあることを忘れないようにしたい。

分割し残りがあるものは「残り」としてフラットにしてしまえばいいんじゃないということになりました。「残りプロダクトバックログアイテム」を作ればフラットなリストにしても漏れないよねと。

 |-- P1-1
 |-- P1-2
 |-- P1-3
 |-- P2-1
 |-- P2-2
 |-- P2-残り
 `-- P3

[ スクラム ]

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[ 1月25日全て ]

2018年6月7日 (木)

プロダクトの遅延コストの算出方法を考える

WSJF (重み付けされた最短の作業から着手)という手法を使い始めるにあたり遅延コストを算出方法を見直し中。

エッセンシャル スクラムでは遅延コストの出し方をいくつか紹介しています。その中の1つ「アジャイルソフトウェア要求」で提案している3つ要素の和として決める方法をまずは使おうと思っています。

アジャイルソフトウェア要求では「フィーチャーの優先順位付け」と「エピックの優先順位付け」のところでそのやり方が出てきますが、今はポートフォリオプランニングレベルで考えているのでエピックの方が考え方として近そう。

プロダクトについて

  • ビジネス価値(BV): 収益・シェア・コスト削減・顧客の囲い込み向上についての相対的な価値。
  • 時間価値(TV): 時間が経つとどの程度価値が下がるかの相対的な価値。大きい値は価値が急速に低下することを表し、小さい値は安定していることを表す。
  • リスク低減/チャンス利用(RRV): 将来のプロダクトのリスクを低減する価値があるか、他のビジネスチャンスを活かす価値があるかの値。

をフィボナッチ数列の値で相対的に見積もります(アジャイルソフトウェア要求だと 1, 3, 5, 8, 13, 20, 40, 100 という等級を例として出しています)。

そして3つを足した

 [ビジネス価値] + [時間価値] + [リスク低減/チャンス利用]

を遅延コスト(CoD)とします。

正直なところ「金額」と「金額変化度合い」とをごっちゃに足しちゃう気持ち悪さがあってちょっとすっきりしない感じはあります。あと3要素それぞれで相対で決めていくとすると、特定の要素が大きめになって遅延コストを支配する可能性も出ちゃいそうだなと。

とりあえずやってまた考えるという感じかな。

[ 6月7日全て ]

2018年7月27日 (金)

プロジェクトでみんなをバスに乗せるために書いておく項目リスト

みんなをバスに乗せるためにプロジェクトのプランニングで明確にして共有した方が良いドキュメント形式って、方法論やプロジェクトの段階によっていろいろな名前のものがありますが、基本的に項目はどれも似たような感じです。

項目名を整理して決めておくと楽なのでちょっと書き出してみました。

コンセプトシート

比較的軽量にまとめる時。

  • タイトル
  • 概要 (What)
  • 目標 (Goals)
  • 背景と目的 (Why)

プロダクトプラン

プロダクトプランニング(エンビジョニング)のアウトプットとして。エピックレベル(数カ月程度の大きさ)。

  • プロダクト名
  • プロダクトビジョン
    • 概要
    • 目標
    • 背景と目的
    • 成果物
    • 完了条件
    • スコープ(含むの・含まないもの)
    • (opt) 依存するプロジェクト・制約条件
    • (opt) リスク
    • (opt) 予算
    • (opt) メンバ
  • 概要レベルのプロダクトバックログ
  • プロダクトロードマップ

ポートフォリオバックログアイテム

ポートフォリオプランニングで、プロダクトプランを評価した結果のもの。エピックレベル(数カ月程度の大きさ)。

  • プロダクト名
  • プロダクトプラン
  • 期間
  • 遅延コスト(ビジネス価値・時間価値・リスク軽減/チャンスと利用)
  • WSJF

プロダクトバックログアイテム

スクラムで1スプリントで完成できるサイズのアイテム。フィーチャーレベル。

タスクチケット

ちょっとしたタスク。

  • タスク名
  • 概要
  • (opt) 背景と目的 (概要で自明でない場合)
  • (opt) 成果物/アクション (概要で自明でない場合)
  • 完了条件
  • 期日

プロジェクト憲章

  • プロジェクト名
  • 概要
  • 目標
  • 背景と目的
  • 成果物
  • 完了条件
  • スコープ(含むもの・含まないもの)
  • (opt) 依存するプロジェクト制約条件
  • (opt) リスク
  • (opt) スケジュール・期限
  • (opt) 予算
  • (opt) メンバ

備考

他には以下のような形式もあります。

  • One Pager
  • インセプションデッキ
  • 製品要求仕様書 (PRD: Product Requirements Document)
  • リーンキャンバス

[ プロジェクトマネジメント ]

[ 7月27日全て ]

About Me

Naney Naney (なにい)です。株式会社ミクシィで SNS 事業の部長をしています。

nDiki1999年1月に始めたコンピュータ日誌を前身とする NaneyWeb 日記(兼パーソナルナレッジベース)です。ちょっとしたノートは nNote にあります。

※内容は個人的見解であり所属組織とは関係ありません。

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