社内で「エッセンシャル スクラム」を読みたい人が集まる勉強会13回目。今日は第13章 マネージャー。
スクラムフレームワークではマネージャーという役割は取り上げられていませんが、組織を回すために必要な役割として1章割かれています。
ファンクショナルマネージャー(あるいはリソースマネージャー。機能エリアごとのマネージャーのこと)の責務として本書では以下を上げています。
マネージャーの役割は「戦略的な方向性を定めること」「戦略目標を達成するための組織的リソースを採算を考慮して揃えること」とのこと(スクラムの環境において)。
チーム編成のところで権限の7つのレベルの話が出てきます。自己組織化されたチームであるためにはメンバが権限(と信頼)が必要で、マネージャーはアクティビティや意思決定の種類ごとに適切なレベルで移譲すべきとしています。
本書ではマネージャーが分野・コミュニティ別にいる組織をメインに説明されていましたが、マネージャーが複数のチームを抱えるような組織についても説明を聞きたいなと思いました。
チーム編成のところは今の自分の立場での大きなトピックとして意識していきたいです。
後半はプロジェクトマネージャーの話。スクラムチーム数が多くて、さらに立場が異なってスクラムオブスクラムでの話し合いでもうまくいかないような場合に、他チームとの調整を効率的にする役割としてのプロジェクトマネージャーを置く場合もあるという説明がされていました。多くの組織ではいらないのかなと感じました。
今年は「人工知能とは」「機械学習とは」を繰り返し聞きました。
グーグル株式会社 佐藤一憲(@kazunori_279)氏
わかりやすくわくわくする発表でした。簡単に出来ちゃうと感じさせるトークでしたが、製品に適用していくには泥臭いトライアンドエラーとリリース後の保守が待っているのだなあというのも想像しながら聞いてました。
ハードウェアの話を聞いていると、もはや超大手の手のひらの上で学習させていくしかないのかなーと感じさせられちゃいます。
株式会社ジャストシステム 宮崎哲哉(@miya2tetsu)氏 大島教雄氏 岡美香氏
自社製品の訴求セッション。デブサミじゃなくてもという感じではありました。
ソニーデジタルネットワークアプリケーションズ株式会社 吉田万里子氏
エンジニアとしての思いと親としての思いを叶えるためにラズパイで遊んでみるという話。子供の成長についていろいろ考えていらっしゃって素敵だなと感じました。
後半にだんだん技術的に具体的な話にきちんともっていく構成も上手いなと。
グロースエクスパートナーズ株式会社 関満徳(@fullvirtue)氏
プロダクトバックログアイテムを準備完了にしていくためのサイクルやタスクをどうするかなと思っていたので参考になるかもしれないなと思いました。複雑になるので今のチームの状態でやるべきかは見極める必要がありそうですけれど。
日本マイクロソフト株式会社 千代田まどか(@chomado)氏
一つ前のセッションを見終えてからいったらもう満席でした。
TickleCode 代表 小林由憲(@yoshiii514)氏 関西Javaエンジニアの会 阪田浩一(@jyukutyo)氏
勉強会の話。
「運営に関わろう、なければ作ろう」
なりたい人に近づくといいよという話と、貢献しなよという話。
株式会社インターネットイニシアティブ 穴吹健一氏
最後は IIJ のセキュリティビジネスの話に落ち着いて終了。さすが IIJ 的な内容のトークはあまり無かったです。
株式会社ワークスアプリケーションズ 井上誠一郎氏 株式会社ノーチラス・テクノロジーズ 神林飛志 株式会社セゾン情報システムズ 小野和俊氏
お互いにレスペクト感があるなかでの軽快な対談を楽しみました。
コミュニティメンバはトピックのルールによってよりも、直近の投稿を遡ってみて「このトピックはこういう投稿をする場なんだな」と解釈する傾向がある。
トピックに合わないコメントの削除(や非表示)をきちんとしているコミュニティは、趣旨にあった投稿がされるようになる。逆にトピックの趣旨と異なる投稿(例えば自己紹介や無関係なつぶやきなど)が残って散見されると、続く人たちもそういう投稿をする場なんだな(あるいはしていい場なんだな)と解釈する。
Naney (なにい)です。株式会社ミクシィで SNS 事業の部長をしています。
nDiki は1999年1月に始めたコンピュータ日誌を前身とする Naney の Web 日記(兼パーソナルナレッジベース)です。ちょっとしたノートは nNote にあります。
※内容は個人的見解であり所属組織とは関係ありません。