先日読んで自分でも取り入れはじめている「すごい会議」を書いた大橋禅太郎氏と、インターネットマガジン編集長をつとめた事もある倉園佳三氏による「すごいこと」が起きる本。
「すごい会議」がまさにミーティングに特化しているのに対し、「すごいやり方」の方は人生のさまざま局面で活用できるテクニックが書かれている。
基本的なスタンスは同じ。「すごい会議」が会議以外で生かせると感じたのもそういうところからだったのだろう。
この本を次のやり方で使う人は100人のうち0人か多くても1人だが、このやり方でやると「すごいこと」が起きる。p.2
よし、100人のうちの1人にはいってみよう。
これからやってみよう。まずは来週いっぱいまで。
紙に書いて冷蔵庫に貼ってみた。
明日、会社にも貼る。
明日貼る様子がなかったら、同僚の皆様ご指摘ください。
(← 「いままでの経験からして、それ本当にやる?」 p.37)
マーケティング戦略にまんまとのっかってしまっているとわかりつつ、神保町の三省堂で購入。
巷に溢れる手帳術本とは違って、「目標達成のための秘訣にせまろう」などと気張らずに読み物として楽しめる。
手帳というと、ときどきビジネスとプライベートをどう書き分けるか(どちらかだけにするか、混在させるか)について思い悩んでしまったりする。 PDA だとカテゴリ別に表示を切り換えることができたりするが、紙の手帳ではそうはいかない。
その、おおもとのところをいえば、「仕事」と「個人」というのは、決して敵対しているわけじゃないということです。 (中略) 入り組んでて当たり前だと思うんです。-- p.30
でも、まあ仕事もプライベートもどちらも自分にとって人生の一部なんだから切り分ける必要はないのかもしれない。
それから、目の前で妻がほぼ日手帳に書き込んでいるのをみるとなぜだかビーム*1したくなる。 ほぼ日手帳巻末の「この手帳についていないもの」の一覧に赤外線ポートを追記しておきたい。
[ 読書ノート ]
Naney (なにい)です。株式会社ミクシィで SNS 事業の部長をしています。
nDiki は1999年1月に始めたコンピュータ日誌を前身とする Naney の Web 日記(兼パーソナルナレッジベース)です。
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