このあいだリリースされた Google Spaces を入れてみました。グループチャット的なサービスです。スペースへの招待は招待リンク (URL) を伝えるタイプなので、ゆるい半クローズドなタイプですね。 Google 上の機能やコンテンツとの親和性や検索は強そうですが、コミュニケーション設計的には目新しいところは無い印象です。ちなみに1ユーザーにつき作成できる Space は100個まで。
また、今日はシンクルも入れてみました。アプリをインストールしたらプロフィール設定をほとんどせずに使えたり、比較的軽いトークが中心だったりすることころはアンサーっぽいなと感じました。サービス内で中の人が「出会わない系」明言しています。状況に応じて ID 交換投稿を削除している様子。暇つぶしのポジションかな。
次回の検査の予約で病院に行くために今日は有給休暇を取ったので、時間のある午前中に久しぶりに東京都写真美術館に行くことしました。現在開催されている3つの写真展のうち、ロベール・ドアノーの写真「ピカソのパン」がトップ画像になっていた
を鑑賞することにしました。以前ロベール・ドアノーの写真展を観て好きになったんですよね。また写真展で観たいなと(本展はTOPコレクションということで所蔵作品の中からチョイスされたものの展示なのでロベール・ドアノーの写真は2作品のみですけど)。
「美術館」という場における学びは、学校や書物による学びとは異なる体験をもたらします。美術館の空間の空気感、壁に並ぶ作品のリズム感、実際の作品の大きさによる存在感などを全身で感じたりすることからの学びは美術館特有のものです。また、ただ作品を時代の資料として見て情報を得るというだけではなく、自分の興味にそって作品の中に写っているものをじっくり見ることで、それまで気づかなかった作品の別の一面に気づいたり、あるいは「わからないこと」を発見しその「わからなさ」をたのしんだり、ということも美術館での「まなび」です。 -- TOPコレクション たのしむ、まなぶ「イントゥ・ザ・ピクチャーズ」より。
というのがこの展示のテーマ。
あえて作家名・作品名・解説を掲示しない展示に、全力で作品に向き合うことになりました。写真の中の人物の視線の先、フレームの中に写っているもの・フレームの外にあるもの、写された瞬間とその前とその後。全てを想像しつくすというの、とても勉強になりました。写真の中に入り込んでいろいろ感じ考えてみるという意識を持つことにとても面白みを感じました。
一方感じるだけでなく、いろいろ考えを巡らせために頭の中で言語化をしていく自分に「こんなにわかりやすく言葉に置き換えてしまっていいのかな」という思いを抱きました。それから、写っているその情景はある瞬間を切り取ったものなのか、それとも意図的にそのようなポーズをとってもらったのか、そういうところも今まで以上に気になるようになりました。
いやー、非常に集中したエネルギーを使った写真展でした。
8月11日から2期の
もあるのでこれもぜひ観に行きたいです。
本日2019年3月3日に mixi は15周年を迎えました! (2004年2月22日プレオープン・3月3日正式オープン)
ユーザーとして、また中の人として、自分と mixi の15年を「Naney と mixi」というページにざっと時系列で先日書き出してみました。こうしてふりかえってみると mixi とソーシャルメディアをとりまく環境、そして人生の中での自分との関わりもずいぶん様変わりしたなと感慨深いものがあります。
中の人としてこれからも新しい友達を見つけ友情を深めあう場を提供し続けるため頑張ってまいります。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
[ Naney と mixi ]
金沢旅行 2019 の3日目。
今日は最後に起床。
昨日と同じく 2F 菜の花で。昨日は和食にしたので、今日は洋食。
朝食後にまたちょっと 4F ライブラリーに立ち寄り。トイレに入るのに一足先に部屋に戻った。
えきねっとだと指定券の列車と同じ区間の乗車券しか買えないので、北陸新幹線かがやきの指定券をとる & 発券する時に乗車券をつけなかった(東京都区内になるので指定券と一緒に買っちゃって良かったと気がついたのは発券したあとだった)。
昨日・今日とみどりの窓口の前を通った時に「けっこう並んでいるな」と思っていたので、帰り間際に慌てないように朝に1人で乗車券を買いに行っておくことにした。
この時間だと並んでいる人も少なく、また開いている窓口も多かったのですぐに乗車券を買えた。
部屋の中で鍵をかけるとカードキーでは解錠できないのかエラーになってちょっと焦った。ドアの前で中の人に電話をして開けてもらった。
チェックアウトは 11:00 までなのでギリギリまで満喫。
フロントで「照明でご迷惑をおかけしたようで……」と言われて、こちらの勘違いだったこともあってちょっと申し訳ない気持ち。
金沢駅へ。
今日も観光中用に飲み物をここで調達。
1日目と同じ場所のコインロッカーに荷物を預けた。
結局3日間毎日北鉄バス1日フリー乗車券を購入した。3日目の今日は結局2回しか乗らないので現金乗車の方が安かったんだけれど、降車時に小銭でバタバタするのが嫌だったんで買っちゃった。
7番のりばで並んで、やってきた橋場町経由のバスに乗車。
橋場町(金城樓前)停留所で下車。横断歩道を渡り、岡薬局横を入り「あかり坂」へ。めちゃいい雰囲気。階段坂好きにはたまらないスポットだ。
浅野川沿いへ出たところで、日本料理店 いち凛へ。
昨日の夜ご飯が合わずちょっと残念だったので、今日はあまりケチらずにガイトブックでも紹介されている「いち凛」にした。ここは当たり!
待たずに入りたかったのでオープン後の早めの時間を狙っていったおかげもあってまだ席を選べた。浅野川沿いに面した 2F の席も明るく開放的で良さそうだったんだけれど、ここは落ち着いて食べられそうな青い真壁の和室にしてもらった。結果正解。川沿いの席はその後ガヤガヤして賑やかになったのだけれど、和室の方は戸を閉めて個室としてゆっくり食事できた。
料理は「花かごランチ」を。1,700円だとは思えないような充実の品揃えで大満足だった。
ランチを堪能したあとは浅野川沿いを少しぶらぶら。そして裏道に入って暗がり坂へ。ここも階段好きにはたまらない。
暗がり坂から久保市乙剣宮に出て、泉鏡花記念館の横を通り百万石通りに戻ると金沢美術工芸大学附置施設の柳宗理記念デザイン研究所。妻の希望で見学にきた。
素敵なデザインの製品を手にとってみることができる穴場スポットだ。まだ我が家にあるのはお気に入りのバターナイフ2本だけ。生涯の中で少しずつ増やしていきたいな。
浅野川大橋を渡って次はひがし茶屋街へ。金沢の有名スポット、さすがに人がたくさん。
しかし暑い……。アメダスの観測では 13:00・14:00 は 34.5℃もあったよ。同じ時間、東京では 30.6℃・31.6℃。東京より暑い!
ひがし茶屋街といったら外せない、文政三年(1820年)に建てられたお茶屋の建物「志摩」を見学。北鉄バス1日フリー乗車券で50円引き。
当時も昼間は暑かったのかなー。
手を入れずに保存しているためか、結構くたびれてきている感じがするけれど、その分昔の面影を感じることができるとも言える。
いったんメインストリートを一番奥まで歩き左手の小路の先にある菅原神社手前までいってから、戻る形で涼をとりがてらお店を覗いてまわった。
ひがし茶屋街の通りでは飲食 NG。茶屋街の入り口の小さい広場のところまで戻ってから水分補給。
そのあと手を洗いに「ひがし茶屋休憩館」に立ち寄った。
城北北大通りに戻り、北に向かって歩くとすぐのところに石川テレビの「石川さんや」があったので思わず立ち寄った。
昨日金沢百番街 Rinto でみかけて気になった「石川さん」がいっぱい。
金箔の何かみたいなと思って行ってみたけれど、有料なのとちょっと期待していた雰囲気と違ったのとで入らないことにした。
23年前に立ち寄った金箔屋さん。たしかここだったよなと思ってきたらビンゴだった。
工房見学で金箔を「ふーっ」ってやっているところを見られたり、見学のあとにお茶をふるまってくれるところだったり、23年前と変わってなくて時が止まっているようだった。妻がまた金箔ふーを見たい・見せたいと行っていたので来られて良かった。なお 2F の女子トイレは金ピカとのことだ。
温かみがあって良いお店だな。
はずれの方まできたのでここから金沢駅に戻るには城下まち金沢周遊バス左回りルートに乗るのが歩くのが少なくて良さそう。
15分に1本のバスがそろそろ来そうなので、いいところで金箔屋さんを出て足早に停留所に向かった。結局バスは遅れてきたのでしばらく待ち。
さて最後にお土産を買う前に休憩しようかと駅前をチェック。あんと西のカフェ・アルコ スタツィオーネはちょっと煙め、ドンク 金沢駅店は席なしとまわったあと Rinto にあったタリーズコーヒーで落ち着いた。
スイカ好きなので「すいかスクイーズ100%」に飛びついてみたら、スイカを食べた後のお皿にたまった汁そっくりでびっくりした。この旅2回目の食の残念体験。
手土産のお菓子や、帰りの新幹線の中で食べる駅弁当をここで購入。
弁当はやはり「利家御膳」はやめてリーズナブルな高野商店の「加賀彩々」にした。
これで一通り終わったかな。3日間で何度も通った金沢駅の真ん中の通路を歩くのもこれが最後かと思うとそれだけで名残惜しい。そう思いつつ新幹線の改札を通った。
あとは待合室で新幹線待ち。「車内販売はありません」と駅で放送されていたので、待合室内の売店でミネラル麦茶1本ぐらいはと買い足しておいた。
入線のアナウンスが流れたタイミングでホームへ。折り返し運転ではない編成だったので、すぐに乗車できた。
東京までは2時間37分(19:44 着)。帰りも席数の少ない7号車で。
長野駅(18:12 着 18:14 発)を出たところで、そろそろ晩ご飯。
写真を撮っていてなんとなくスカスカだと感じた。隣で食べている同じ弁当をのぞきこんでみたら唐揚げが入ってる。「あ、オマケ的に入っているのかな?」と、他の人のもみてみたらみんな入ってた。パッケージにも「鶏唐あげ」って書かれていて唐揚げの写真も写ってた。
ハズレ引いたー。この旅3回目の食の残念体験。笑い話になるからいんだけれどね。
定刻通り。
最寄り駅まで戻って、スーパーでちょっと買い物をして帰宅。雨がパラパラと降ってきたので、このタイミング初めての折り畳み傘の出番。
いやあ良い旅だった。
Naney (なにい)です。株式会社ミクシィで SNS 事業の部長をしています。
nDiki は1999年1月に始めたコンピュータ日誌を前身とする Naney の Web 日記(兼パーソナルナレッジベース)です。
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