ライティングアプリ iA Writer 5.6 でスタイルチェック(Style Check)機能がついた。現時点でビルトインされたパターンは英語・フランス語・ドイツ語のみで日本語は含まれていないが、環境設定からカスタムパターンが追加可能である。試しに「新しい文章力の教室 苦手を得意に変えるナタリー式トレーニング」(紹介)を参考に以下のパターンを追加してみた。
文章を書いていてこれらのパターンが出てくるとエディタ上で打ち消し線表示される。「という」は結構使っているようで、書いた瞬間に打ち消し線が入って「あっ」と何度もなった。過去の記事でも「という」が頻出していた。無意識のうちに使いがちな避けた方が良いパターンにすぐ気付けるのいいね。徐々にパターンを増やしていきたい。
(画像は https://1writerapp.com/ より)
いまノートテキストファイルの閲覧・編集は Mac と Android デバイスではライティングアプリ iA Writer を主に使っている。iPhone にも iA Writer はインストールしてあるのだけれど不便でほとんど使っていない。 iOS 11 に合わせて出た iA Writer 5 から Dropbox 上のファイルへのアクセスが標準の「ファイル」経由になり、都度ダイアログから編集したいテキストファイルを選んで開かなければならなくなったからだ。iPhone ではテキストエディタ Textforce を使っているが、開発保守が止まっているようにみえるので違うのを探しておきたい。
で探したところ 1Writer を知った。開発はベトナム。2013年バージョン 1.0 リリースと既に実績のあるアプリのようだ。610円。3,680円する iA Writer よりかなりリーズナブル。
インストールしていると日本語版のインタフェースも用意されていてびっくり。ヌルヌルな操作感が気持ちいい。
などなど、自分のノートテキストファイル管理にとってパーフェクトだった。
最高では。 Dock 一番左の一番地にさっそくドラッグした。
[ ノート・日記はテキストファイルに ] [ ファイル名の先頭を日付に ]
2000m。毎月レビュー。
iモード公式サイト(日本語・英語)について、2021年11月30日(火曜)に提供を終了させていただきます。 これにより、iモード公式サイトよりマイメニューに登録いただいたコンテンツ(有料・無料)の閲覧、登録済みのコンテンツ(有料・無料)の削除、メニューリストの閲覧をいただくことができなくなります。 お客さまが、iモード機種からスマートフォンへ機種変更する際に、一部のコンテンツを除きdメニュー公式サイトへコンテンツ引継ぎが可能です。
ドコモからのお知らせ : iモード公式サイトの終了について | お知らせ | NTTドコモ
「2026年3月31日 iモード終了」については昨年2019年10月29日に発表されている。
[ フィーチャーフォン ]
iPhone で KeePass するのに KeePassium Password Manager をチョイスした(記事)。今は日本語化もされて人に薦めやすくなった。
フリー版では KeePass パスワードデータベースファイル (kdbx) が1つだけしか使えないので、本格的に使うなら KeePassium Pro にするかなと思っていたのだが5,500円なのでちょっと躊躇していた。
iOS 12 で可能になったサードパーティパスワード管理ツールでのパスワード自動入力(Password AutoFill)に KeePassium も対応している。今まで試していなかったので設定してみたところ、 KeePassium では通常使うパスワードデータベースファイルとは別に自動入力用のパスワードデータベースファイルを指定して使うようになっていた。
パスワード管理は基本 PC で行いスマートフォンでは入力のみという運用している自分の場合、自動入力用のパスワードデータベースファイルとしてメインのものを指定し、サブで使っているパスワードデータベースファイルは KeePassium から明示的に開くようにすれば実質2つの異なるデータベースを使い分けられそうだ。
これなら慌てて KeePassium Pro を購入しなくてもいいかなと。もうしばらくフリー版を活用してみよ。
コンテンツ設定で動画の言語を「日本語」にすることで馴染める動画がレコメンドに出るようになった。
「媚び系ダンス動画」や「ウケ狙い動画」ばかりかと思ったらイラストやアニメーションの1次・2次創作なども表示されてきて、思った以上に種類の幅が広くて驚いた。
動画をスキップ(スワイプ)する挙動で、レコメンドがパーソナライズされるのだろうと思うと、結構真剣に選別してしまう。 not for me な動画はさっさとスワイプせねばと強く思ってしまう。
フックモデルのステップで言うとスワイプが「アクション」ステップであると同時に「インベストメント」ステップを兼ねている。すごい。動画が表示される「リワード」ステップでは好みな動画と好みじゃない動画が混ざっているというランダム性も備えている。
「ソーシャル・テクノグラフィックスのはしご (グランズウェルより)」で言うところの観察者 (Spectators) がハマるしかけがうまく組み込まれていることを理解できた。これはハマるわけだ。
なかぐろ。中点(なかてん)。
例外はありとしつつ「姓名の間に中黒」「2語の複合語なら入れない」「3語以上の複合語なら入れる」「固有名詞と普通名詞の組み合わせなら入れる」が優勢か。
複合した語であることを示すための,つなぎの符号の用い方については,それぞれの分野の慣用に従うものとし,ここでは取決めを行わない。
人名について:
2 外国人(漢字名を除く)の名と姓の間、「サー」などの継承と姓名の間には中点を使う。
外来語について:
3 外来語、外国の地名、建造物名称などは原則として中点を入れない。
ただし次の場合は中点を入れる。
中黒または半角スペースを用いてカタカナ語を区切って表記します。
固有名(外国人名)の区切り方法は、一般カタカナ複合語の区切り方法とは別に定める必要があります。通常、固有名(外国人名)の区切りには中黒を使います。
テクニカルコミュニケーション研究会編、文章・用字用語ハンドブック、日経BP出版センター
入れ方は、マニュアルの性格や会社の方針を考えて決めます。
[ Naney のスタイルガイド ]
Zettelkasten メソッドのための機能を備えた Markdown エディタに Zettlr がある。ローカルディレクトリ上に通常の Markdown ファイルとしてデータを保存するタイプで、ロックインの心配が無く他のツールと併用できる好みのアプリだ。インストールして1日使ってみた。
Homebrew では以下で。
$ brew install --cask Zettlr
今日時点でインストールされるのが 1.8.3 でちょっと古かったので
からバイナリビルドされた 1.8.6 をダウンロードしてインストールした。
ヘッダを大きめに表示したりリンクの URL を隠したりと一部プリレンダリングされるタイプ。日本語も問題無さそう。
ファイル末のあたりで文字入力するとエディタがガクガク揺れるは今後改善されると嬉しい。
見出し単位で折り畳む機能やサイドバーで目次を表示する機能があり、長めの文章を書くための支援が揃っている。
ファイルツリー上にディレクトリとファイルの両方を表示する Combined モード以外に、ファイルツリー(ディレクトリツリー)とファイルリストの両方を表示する Expanded モード、ファイルツリーとファイルリストのどちらかを表示する Thin モードがある。
Expanded モードを選ぶと iA Writer や Ulysses などでもお馴染みのスタイルになりノートアプリとして使いやすくなる。
ファイルシステム上のディレクトリをルートディレクトリとしたワークスペースを複数同時に開いておける。用途別にディレクトリを分けている場合に便利だ。
全文検索はワークスペース単位。内部リンクもワークスペース単位で機能する。 自分は複数のワークスペースを横断的に全文検索したいので、本格的に使うなら1つのディレクトリの下にまとめる必要があるな。
ファイルの拡張子は md ではなく txt でも OK なので、ファイルを同期した Google ドライブ上で全文検索させられるのが嬉しい(Markdown ファイルの拡張子を md にすると Google ドライブで不便)。 md 固定の Obsidian より柔軟だ。
Makrdown ファイルから Markdown ファイルへファイルベース名を指定して 「[[ファイルベース名]]」の形で内部リンクできる(パス名は不要)。
また Markdown ファイル内にユニークな ID を書いておき、その ID を指定して「[[ID]]」としてリンクもできる。後者を使えばファイル名変更が気軽にできる。 ID の形式やリンクの開始文字列 [[ ・終了文字列 ]] もカスタマイズできて柔軟なのも良い。
iA Writer では
ia-writer://open?path=/Locations/path/to/file.txt
のような URL を発行して擬似的にリンクするさせるしかないので比べると圧倒的に便利。
今メインで使っている Mac アプリケーションの iA Writer に比べると Electron ベースの Zettlr は美しさで負けるのは仕方ないところかな。
Zettlr をテキストファイルノートアプリとして内部リンクを活用しながらパーソナルナレッジベースを作っていくのありだな。
[ ノート・日記はテキストファイルに ] [ Mac アプリケーション ]
Naney (なにい)です。株式会社ミクシィで SNS 事業の部長をしています。
nDiki は1999年1月に始めたコンピュータ日誌を前身とする Naney の Web 日記(兼パーソナルナレッジベース)です。
#nNote タグがついている記事は他の記事に比べて、より断片的・未整理・不完全なちょっとしたノートです。まだ結論に至っていない考えなども含まれます。頻繁/大幅に更新したり削除したりすることがあります。
ナレッジベースアプリケーション Obsidian で書いているノートの一部を notes.naney.org で 公開しています。
※内容は個人的見解であり所属組織とは関係ありません。