ケータイメールを使って小遣い帳をつけたいなと思っていたら、Twitter と連動した Cashbook というサービスを昨日発見。
Cashbook の画面で Tweets (または Directs) を選ぶと、自分の最近の tweets を取得してその中から買い物記録を取り込んでくれる。今のところ手動なのでたまに自分で実行してあげる必要あり。買い物記録の書式はシンプルで
弁当 300円。
のように「買ったもの(30文字以内)」「スペース」「金額(数字列)」という形式。 この形式のものが買い物記録として取り込まれる。入力忘れ・重複・間違い・誤認識があっても、Cashebook 取り込み後に追加・編集・削除ができるので、あまり気にしなくて OK。 晒したくない恥ずかしい買い物はダイレクトメッセージを使ってでメモしておき取り込むこともできる。
集計機能は項目名の文字列検索フィルタによる絞り込みか、固定されたカテゴリー別のみ。今のところ記録のエクスポート機能もなし。
できることはシンプルだけれど、敷居も低い。
「買ったら Twitter でさえずって記録する」ということを思い出すと「あ、やっぱりこの缶コーヒーは買うのやめておこう」などと心理的に節約モードになれるのがいいね。 特に買ったものを晒さなければならないと思うとなおさら。 節約にも一役買ってくれそうなサービスだ。
[ Twitter 関連サービス ]
Xperia にしてから家計簿/小遣い帳 Android アプリを物色してみたんだけれどなかなか決定版がみあたらなかった。 今年の1月から使い始めている、Twitter のタイムラインから支払い tweet を抽出して集計してくれるサービス Cashbook がやはり自分には一番合っているようだ。
そんな Cashbook だが1つ惜しなと思うところがあった。それは溜めたデータをエクスポートする機能がなかった点。データをローカルに保存し、他のツールにインポートさせたり、集計したりすることができないので、Cashbook 上でのシンプルな集計を見るだけになってしまっていたのだ(それでも十分便利なんだけれど)。
ああエクスポート機能があればいいのにと Twitter でつぶやいたら、開発者の @exdesign さんが
とおっしゃってくれたのである。おお。
そして今日めでたく機能が追加された。素晴らしい。月ごとに支出項目を1レコードとして CSV 形式でエクスポートできるようになった。ありがとうございます!
Twitter 上で買ったことを公開しつつ記録するようにするとレコーディング・ダイエットよろしく、無駄な支出も減る。Twitter のヘビーユーザーは使うといいよ。
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Naney (なにい)です。株式会社ミクシィで SNS 事業の部長をしています。
nDiki は1999年1月に始めたコンピュータ日誌を前身とする Naney の Web 日記(兼パーソナルナレッジベース)です。ちょっとしたノートは nNote にあります。
※内容は個人的見解であり所属組織とは関係ありません。