Google デスクトップはローカルファイルを検索する Google デスクトップ検索(Google Desktop Search)機能などを持つアプリケーションである。
2006年10月28日現在、Windows XP、Windows 2000 SP 3 以降で使えるバージョンが公開されている。Linux では残念ながら動かない。Linux で使えるデスクトップ検索ソフトウェアとしては Beagle がある。
→ その後 Linux 版の Google デスクトップも公開された。 Naney も Debian GNU/Linux sid で使用中。
社内での情報共有を目的に社内 Blog を立ち上げた。次のステップは以下だ。
読んでもらえなければ Blog を書くメリットがあまりなくなってしまうので、これは重要だ。 逆に良さがわかってくれば、自分も書こうという人が自然ど増えてくるはず。
まわりを見た感じだと、普段から RSS リーダを使っているというという人はほとんどいないようなので、まずは RSS リーダを普及させる必要がありそうだ。
うちのオフィスでの推奨 RSS リーダの条件としては
あたりかなと。むろん個人で気にいったのがあればそれにこしたことはないのだが、ここでは初めての人に薦められるものをということで。
まずは Google Desktop を試してみる (Windows をメインに使っていなかったため、今までインストールしたことがなかった)。
ウェブ クリップで RSS/Atom フィードを読むことができる。
感蝕は「まあまあ」。 他の機能も含めて使っている場合はいいかもしれないが、巡回用の RSS リーダとして使うにはそれほど良いというほどでもないな。
Windows だと Google Desktop でローカルファイルの検索ができるのだが、残念ながら Linux 版はでていない。 そこで Beagle を入れてみることにした。
Beagle はデーモン形式のバックエンドと、検索インタフェースであるフロンエンドに分かれたているデスクトップ検索ツールである。
ファイルシステム上にあるテキストファイルだけでなくメールや、Firefox でアクセスしたページ、OpenOffice.org や Microsoft Office のファイルなどをインデックス化し検索できるようにすることができるらしい。
ローカルファイルの検索は
メール | Mew 4 での検索(with Namazu)。 |
nDiki 記事 | howm で記事ソースデータを検索 (方法)、あるいは www.naney.org 公開記事を Google で。 |
メモ | howm。 |
開発中のソースコード | Emacs の grep-find でだいたい事足りる。たまに ack。 |
仕事のメモ | できるだけ社内 Wiki か社内 Blog に書いておいて Hyper Estraier。 |
その他 | grep 程度。 |
といった感じかな。
それ以外はだいたいファイルの位置をうろ覚えしているので、何カ所か探せば見つかることが多い。
問題はうろ覚えの場所になかった時。 その時はなかなか見つからない。
そんなファイルを見つけるのが楽になれば、導入効果あり。
まずは Linux kernel の設定を確認。inotify が有効になっている方が良いらしい。 この間ビルドした時の .config を見て
CONFIG_INOTIFY=y CONFIG_EXT2_FS_XATTR=y CONFIG_EXT3_FS_XATTR=y
となっていることを確認。
/etc/fstab を編集し、
/dev/hda4 /home ext3 defaults 0 2
を
/dev/hda4 /home ext3 defaults,user_xattr 0 2
に変更する。書き換えたら、
mount -o remount /home
でマウントしなおす。
Debian パッケージでインストール
一般ユーザで
beagled
で起動する。停止は
beagle-shutdown
で。
beagle-settings
で設定 UI を起動し、インデックスに含めたくないディレクトリなどを設定。
beagle-search
で検索 UI を起動し検索してみる。 日本語も OK のようである。
GNOME 環境をほとんどインストールしていなかったので、検索結果からファイルを開けずつまらなかたので gonome-control-center、gnome-panel あたりをインストールして環境設定等をしてみた。
xpi ファイルを入れておく。 後は普通に閲覧したページが、Beagle でインデックス化されて検索できるようになる。
設定してしまえば、以前開発して使っていた WWWOFFLE + Namazu よりお手軽である。
デーモンが逐次インデックス化していくので、明示的定期的にインデクサを走らせなくていいというのは楽でいい。
日本語関連がどの程度うまく検索できるのか、検索結果は使いやすい順に出力されるのかが未知数。 しばらく遊んでみて便利かどうか確かめてみたい。
Google より、ついに Google デスクトップ Linux 版がリリースされたのでインストールしてみた。 サイドバーなどの機能はないが、もちろんデスクトップ検索機能備えている。
Debian 用のパッケージ (google-desktop-linux_1.0.1.0060_i386.deb) があるので、これをインストールすれば OK。 インストールは楽ちん。
KDE を使っている自分の場合、K メニューに「Google デスクトップ」が追加されるので、ここから Google デスクトップを起動する。あとは Windows 版と同様にインデックス関係の設定をしたらおしまい。 じわじわとインデックスが生成されていくのを待つ。
Ctrl キー2クリックで表示される「クイック検索ボックス」あるいは、Web ブラウザの検索画面から検索ができるようになる。 検索結果画面から各ファイルへのリンクは、Konqueror および関連付けされているアプリケーションで開くようになっている。
Beagle はアイドル中に CPU パワーを食いすぎるので、結局アンインストールしてしまったが Google Desktop ではどうだろうか。
Gmail は2004年12月に招待してもらって登録していたのだが、アカウントは Google の各種サービス用として使っていたものの、メールボックスはほぼ全く使用していなかった。 なんだかんだいって抵抗感があった訳で。
しかし、
ということからメールボックス Gmail に集約してしまうことにした。
やった事は以下。
pwgen で自動生成したパスワードを使っていたのだが、今後入力する機会が増えるので覚えられるものに変更。
普段使っている MUA である Mew のバージョンを 4 から 5 にバージョンアップ (Debian sid の Debian パッケージが上がった時に、ホールドしたままだった)。
もれなく k-/ が Namazu から Hyper Estraier になっていた。
「Gmail から直接」および「Gmail の SMTP サーバ経由」で普段使っているメールアドレスを使って送信できるようにアカウントを登録。
Web の設定画面で追加するとメールで確認コードが送られてくるので、それを使って有効化する。
Gmail 側で POP を有効にした後、fetchmail で fetch できるようにする。
defaults no mimedecode pass8bits poll pop.gmail.com protocol pop3 user xxx@gmail.com password xxx ssl fetchall
SSL を使用して fetch できるようしておく。
設定を始めるまでは「POP3 で Gmail アカウント使うのどうよ」と思っていたけれど、SSL 経由なのでちょっと安心した。
POP 後 Gmail 側ではアーカイブに移動するようしておく。
今まで SMTP over SSH でホスティングサービス経由等で送っていたものを、Gmail に TARTTLS を使って送れるように設定する。
mew-config-alist の中で
("default" ("user" . "naney") ("mail-domain" . "naney.org") ("smtp-server" . "smtp.gmail.com") ("smtp-user" . "xxx@gmail.com") ("smtp-ssl" . t))
送信メールアドレスは user と mail-domain で設定。Gmail のアカウント名は smtp-user で設定。 smtp-ssl も t にしておく。
その他メールアドレス毎に経路を変えて送ったりしていたのだが全部同様の設定にして Gmail 経由にする。
今まで Dcc で自分宛にコピーを送って管理していたのだが、Gmail では自分が SMTP 経由で送信したメールは POP できないらしい。 げっ。
ということで Fcc を
(setq mew-fcc "+sent")
から
(setq mew-fcc "+sent,+inbox")
に変更して、sent/ 以外に inbox/ にも複製を作るようにして対処。
普段使っている各メールアドレスのメールボックスから、全て Gmail へ転送するように設定。 たまっていた分は今まで通りの方法で fetch してクリアしておく。
Gmail カスタムボタンを表示するように変更。 ツールバーから Gmail にアクセスできるようにしておく。
Gmail アカウントを登録。 Google デスクトップで Gmail 上のメールを検索できるようにしておく。
試しに使ってみる。
モバイル Gmail から送られるメールの From: は Gmail でデフォルト設定したもので固定らしい。 ちょっと融通が効かない。
ま、プライベートのメールはiモードメールで送ってしまっても良いので、Gmail のデフォルトのメールアドレスを仕事用のに設定しておくことで対応しよう。
これで大体設定完了。
メリットは以下。
Gmail で言うところのスレッドについては、ちょっと慣れが必要そうだな。
なにはともあれ、一気に移行してしまった。 細かい所で違和感がまだあるけれども、いずれ慣れるだろう。 きっとその時は便利に感じるに違いない。
ようやくこれで本当の Gmail ユーザだ。
約2カ月前にインストールした、Google デスクトップ Linux がようやく、インデックス生成を終えた。
(だいたい)終えた直後のアイテム数は、355,220個 (Gmail の2,096 個を含む)。 最初の1カ月半は、何度も数%のところをうろうろしていたのは、何でだろ。 14万通あるメールを何度も再インデックスしていたのだろうか。
今会社で使っているデスクトップ PC は Dell Dimension 4500C。 Pentium 4 2.40 GHz、メモリ 768MB の Windows XP Home Edition SP2。
ここ最近メモリが足りないのかすぐアプリケーションが落ちまくり。 またいろんなソフトウェアインストールしたりアンインストールしたりを繰り返していたのでシステムがおかしくなってきているのか、動作も怪しい。
ちょっと仕事にならないレベルなってきたので、空いている別の Dell の PC に乗り替えることにした。
乗り替え先は Dell Dimension C521。 AMD Athlon 64 3200+、メモリ 1GB の Windows XP Home Edition SP2。
OS は Dell PC リストアで出荷状態に戻す。 と思ったらテストサーバとして Fedora とデュアルブートとして使われていたため、MBR が書き換えられていたのか Dell PC リストアに入れない。 Web で調べたところ Dsrfix というので元に戻せるとのことなので、これを使って MBR を戻す。
で Dell PC リストア。リストア自体は結構あっという間に終わる。
Windows XP セットアップ後、順次ソフトウェアの追加・削除。 以下今日の作業分。
あとは前の環境で入れていたもののうち、必要になったら順次入れていく予定。
XKeymacs、SKKIME、zyzzy、 Unlocker、TrueCrypt、 Subversion、TortoiseSVN、WinMerge ThinkingRock、Ripplex、 PDFCreator、ImgBurn、 JUDE/Community、DBDesigner、NUnit。
今まで HHK Lite 使ってきてたけれど、これ PS/2 なので C521 には直接ささらないんだよな。どうしよう。PS/2 - USB コンバータ買うか。
それとも USB モデルの HHKB Lite 2 買うか。 カーソルキーはいらないけれど、HHKB Professional 2 は高いしキータッチが好みじゃないしなあ。悩ましい。
Naney (なにい)です。株式会社ミクシィで SNS 事業の部長をしています。
nDiki は1999年1月に始めたコンピュータ日誌を前身とする Naney の Web 日記(兼パーソナルナレッジベース)です。
#nNote タグがついている記事は他の記事に比べて、より断片的・未整理・不完全なちょっとしたノートです。まだ結論に至っていない考えなども含まれます。頻繁/大幅に更新したり削除したりすることがあります。
※本サイトの内容は個人的見解であり所属組織とは関係ありません。
ナレッジベースアプリケーション Obsidian で書いているノートの一部を notes.naney.org で 公開しています。