4月にはいってしばらく経ち、ようやく時間的な余裕がでてきた。
死にかけている社内サーバをリプレースするために調達してあった xSeries への Debian GNU/Linux のインストールを開始。 今回はもう1人の管理者と2人で管理できるように、一緒に作業を進めていく(いや、基本的には彼がやってくれた)。
sarge は随分インストールが楽になっている様子。 そういえば普段 dselect な自分には aptitude の操作がいまいちわからん。 そろそろ移行した方が良いのか?
4月に更新サービスの切れた、妻の ThinkPad X31 の Norton AntiVirus 2003 (プリインストール版)を、今回は延長キーを購入せずに Norton AntiVirus 2005 にアップグレードすることにした。
この間川崎へ出た時に買ってきた箱版のCD-ROMからインストール。
インストール後、完全スキャンをかけると acpController.dll (C:\IBMTOOLS 以下と、C:\Program Files\Support.com 以下の AcpControl.cab 内) でセキュリティリスク SecurityRisk.eGatherer が検出された。
Access Support/Access IBM に関する既知のセキュリティ問題らしい。
せっかくの機会なので、ThinkPad ソフトウェア自動アップデートを使ってドライバを総アップデートかけてみる。 ふむふむ。メーカーによるこの手の仕組みにしてはよくできている感じ。 ライセンス関連は、レノボのものにいくつか更新されていた。 今後のサポート体制はどうなっていくのだろうね。
これですっかり最新のBIOSやソフトウェアが入ったわけだが、結局上記問題の修正はこのアップデートではかからなかった。
結局別途ダウンロードした Access Support fix pack 2 を適用して Norton AntiVirus に検出されないようにした。
サンフランシスコの Moscone Center で8月14日から8月17日まで開催されている LinuxWorld Conference & Expo の Expo の方を見にいってきた。
受付にある PC に事前登録してある名前を入力し、Print ボタンを押すとカウンターの方で手続きが行われる (最初 Continue を押したら入力フォーム出てきて、「え、面倒」と思ってしまった)。
名前の印字されたプラスチックカードをホルダーに入れて首から下げ展示会場へ。
まず向かったのは .org Pavilion。
入口を入って左手奥にあるのだが、そこだけ別世界の雰囲気だ。
なんというか、だらっとしている。 企業ブースのように営業目的があるわけではないので、媚びる風がなく勝手きままだ。 そこら辺で飯食ってるし。
置いてあるパンフレットは「What is ~?」という紹介的なもの。
聞きたいことがあれば、話かければよいのだが考えてみると特段これといってなかったりする。ぐるっとひとまわり。
Ubuntu というキーワードは何カ所かで見かけた。それなりにはやっているのか?
大きなところは、NOVEL、IBM、AMD、HP、MOTOROLA、ORACLE、INTEL あたり。 特別注目すべきところはあまり感じられなかったかな。
全体を見るとモバイル系や、Virtualization が目についた感じだ。
出る前に Debian のブースによって T シャツを買ってきた。 多少は donation になるかな?
週が明けたので、IBM 部品センター 一般部品販売に電話をして ThinkPad X31 用ファン・アセンブリー (67P1443) の購入申し込みを行った (ちなみに以前通り IBM 部品センターで Lenovo ではない)。
英語キーボードを注文した時と同様、欲しい部品名と部品番号 ThinkPad のモデル名と名前・電話番号・FAX 番号を伝える。 希望部品は在庫無しとのことで取り寄せになるとのこと。
折り返し「IBM 保守用部品購入申込書」がファクシミリで送られてきた。 お届け予定は受注後、1カ月と書いてあった。
さて早めに振り込みをして正式に注文しなければ。
今メインで使っている ThinkPad X31 は2003年12月に購入したのだが自分の用途としては性能的にもまだまだ現役で十分行けそうである。 たださすがに3年以上経っておりバッテリは弱くなってきた。 クロック 600MHz 固定で1時間前後の駆動というところ。
IBM 発表時の 5.5時間 (2672-PHJ) というのは大袈裟だと思うが、もたなくなってきたことには違いない。
最近出張などで長時間移動する機会が増えたし、また今後 FON やその他の公衆無線 LAN サービスを活用していきたいという思惑もある。
ということでバッテリを新調することにした。
最初は「拡張 Li-Ion バッテリー・パック」を1つ買って今のバッテリと合わせて使おうと思っていたのだが、Lenovo でちょうどバッテリーキャンペーンをやっておりお得なので標準バッテリー・パックとのセットで買ってしまった。
1月26日の夜に注文して今日到着。
ThinkPad X30 シリーズはパームレストの下にバッテリー・パックがある構造となっている。 このためここにつけることができるのは6セルの標準バッテリー・パックのみである (X60 などは底部背面側にあり、出っぱる形で大容量バッテリーをつけることができる。
ということで X30 シリーズでは大容量のバッテリオプションはドッキング・コネクターにつける形となる(または、ウルトラベイにセットする形での増設)。
拡張バッテリー・パックは標準バッテリー・パックと同じ6セルであるがこちらの方が若干容量が少ないようだ。 標準バッテリと合わせると 10.0時間 (2672-PHJ) の駆動が可能。
拡張バッテリー・パックを使うのは初めて。 拡張バッテリー・パック自体は予想よりかは軽くて薄かった。
早速装着。底面後部につけるとやはりそれなりの厚み。 がたつかないで打鍵するには拡張バッテリー・パックのチルトスタンドを立てる必要がある。 キーボードが若干斜めになる感じだ。 慣れないけれど、外出時のみなのでよしとしよう。
今後外出時には ThinkPad の強力なお供としたい。
HDD が不調な ThinkPad (2672-BJ9) の HDD 交換作業開始。
まずは Disk to Disk (D2D) 領域の吸い出しまで。
D2D 領域を吸い出しておく場所として今の内蔵 HDD 内に FAT32 パーティションを作成する。 4GB 程度あれば良いとのことだが 3GB 弱しか空いていないので、筆まめなど容量を食っているソフトウェアをアンインストール。 どうにかこうにか狭い領域ながら 4GB を確保。
次に Partition Wizard Home Edition 4.1 をダウンロードしてインストール。
全て NTFS になっている HDD の後ろ 4GB を縮め、空いたところに FAT32 パーティションを作成するように設定して、Apply ボタンを押す。 再起動を要求されるので再起動。
再起動すると自動的に Partition Wizard が実行されてパーティション変更作業を開始するのだが、ここで「断片化しすぎ。デフラグしてね」というメッセージを出してあきらめられてしまった。
なので Windows XP 標準のデフラグを何回かかけてリトライしてみたが、それでも駄目なのかパーティション変更できず。もっと強力なデフラグを!
MyDefrag v4.1.2 をダウンロードしてきてインストール。 ForceTogether.MyD を使ってディスクの先頭へファイル・ディレクトリを移動 (ForceTogether.MyD の中でコメントアウトされているドライブ指定を有効にする必要あり)。
これで再度 Partition Wizard することで FAT32 パーティション作成成功。
ThinkPad の電源を入れた後 Access IBM ボタンを押して Access IBM Predesktop Area に入る。 Recover to factory contents をダブルクリックするとしばらくかかって、 IBM Product Recovery のメイン画面になる。 ここで F3 を押すと D:\RECOVERY> というプロンプトが出る。
ここで以下を実行。
copy a:\recovery\fwbackup.exe c:\ copy a:\recovery\fwrestor.exe c:\ fwbackup file=c:¥imgset size=620
終わったら Windows XP を起動して FAT32 パーティションのドライブに fwbackup.exe、fwrestor.exe、imgset.001、imgset.002……があるのを確認する。
ここまでできて夜の12時になったので今日は終了。 予想通り時間がかかるな。 次は上記のファイルのバックアップから。
注文していた ThinkPad X200 が昨日の朝配達されてきた。 昨日はまだ風邪で本調子ではなかったので今日開封。 通算5台目の ThinkPad だ(貸与されたものを含む)。
慣れの部分もあるだろうけれど、デザイン的には ThinkPad X31 の方がカッコイイ。 ThinkPad X31 では液晶画面が枠ギリギリまであって解像度以上に広く感じられたのだが、X200 はちょっと貧乏臭く感じる。一世代前の印象。 あとやっぱり IBM ロゴがなくなったのは淋しいところ。
筐体については ThinkPad カラーであるブラックの締まりがないな。ちょっと黒鉄色っぽい。
全体的に横長になったので閉じた状態ではスマート感があり好感が持てる。
総合的には及第点。愛着が持てそうだ。
さて起動。ThinkPad X31 ではただちに Windows を消して Debian GNU/Linux オンリーにしてしまったが、今回は Windows 7 Professional は残しておこうと思う。 HDD 500GB にしたし。
Windows 7 初起動後リカバリー・メディア作成用に買っておいた外付けポータブル DVD ドライブ DVSM-PN58U2V-BK を開梱して接続。 OS 付属のドライバが自動的に一瞬でインストールされ準備 OK。製品付属のソフトウェアはインストールしない。
[すべてのプログラム]-[Lenovo ThinkVantage Tools]-[出荷時状態へのリカバリー・ディスク]
を選択してリカバリー・ディスクの作成を開始。 ブート・メディアとして CD-R 1枚、リカバリー・ディスクとして DVD-R 2枚で納まった。 といりあえずリカバリー・ディスクができて一安心。
とりあえず今日はここまで。
あ、重要な作業を忘れていた。パームレストに貼ってある Windows 7 シールと Intel Inside シールと、Lenovo enhanced experience シールを剥す。あと表に貼ってある ENERGY STAR シールも。
さて続きはまた明日。
Naney (なにい)です。株式会社ミクシィで SNS 事業の部長をしています。
nDiki は1999年1月に始めたコンピュータ日誌を前身とする Naney の Web 日記(兼パーソナルナレッジベース)です。ちょっとしたノートは nNote にあります。
※内容は個人的見解であり所属組織とは関係ありません。