C MAGAZINE と言えば1989年から2006年まで出版されていたプログラミング雑誌。その C MAGAZINE が電子書籍で復刻というトピックがSBクリエイティブがで出ていた。
高校生の時に読み始めて、付録として収録されていた LSI C-86 試食版で C の世界に足を踏み入れた(それまでは BASIC 中心だった)。初めて Perl というものを知ったのも C MAGAZINE (記事)。
C MAGAZINE はオブジェクト指向などのパラダイムやいろいろなアルゴリズムなどのプログラミングについてのいろいろな事を知るきっかけとなっていた雑誌だった。当時はまだ World Wide Web にも触れておらず、プログラミングついての情報は雑誌・書籍が中心だった。
その後 UNIX Magazine や Software Design なんかで UNIX 系に触れていくことになったり。
コンピュータ雑誌を定期購読しなくなってから久しく、情報は Web から得られる時代にはなったけれど、やはり雑誌を通していろいろなきっかけを得るというのはまだまだ悪くないと思うんだよね。
ソフトウェアエンジニアビギナーのための推薦図書とかの話とか定期的にでるけれど、そういう層は特にコンピュータ雑誌を定期的に読むといいと思うんだよね。そこでいろいろなことに触れて面白そうなことを見つけて出発点とすれば良いと思う。
タイムラインに C92 というキーワードが良く流れてきて C 言語の規格の表記に似ているなぁと思ったり。
話題が LSI C-86 試食版になって懐かしさを感じました。C MAGAZINE 付録に収録されていた LSI C-86 試食版で C に触れた世代。関数の引数をレジスタで渡すようにコンパイルするとか、当時わくわくものでした。
Naney (なにい)です。株式会社ミクシィで SNS 事業の部長をしています。
nDiki は1999年1月に始めたコンピュータ日誌を前身とする Naney の Web 日記(兼パーソナルナレッジベース)です。ちょっとしたノートは nNote にあります。
※内容は個人的見解であり所属組織とは関係ありません。