Adobe Creative Cloudフォトプランを購入したので Adobe Photoshop Lightroom CC mobile の Android 版も使い始めてみました。
Lightroom CC mobile 単独としては
など「らしい」仕様のカメラ機能が内蔵されているのがユニークでした。
編集機能としては「Upright による遠近法の自動補正」がついているのがめちゃくちゃ嬉しいところです。水平が出しにくい DSC-RX0 で撮影したあと外出先で Wi-Fi でスマートフォンへ転送し、ささっと補正して Twitter などに投稿できます。便利!
今のところ PlayMemories Mobile (ソニー)も Camera Connect (キヤノン)のどちらも RAW 画像そのものは Wi-Fi 転送できないので、スマートフォン (Xperia Z5) の Lightroom CC mobile では JPEG ファイルに対する編集のみを使うことになりそうです。
さて外出先でさっとした編集を、あとで最終的にデスクトップ PC 側でどうやって管理すれば良いのでしょうか。
確認したところ Lightroom CC mobile は JPEG ファイルに対する編集はそのファイルのメタデータに直接書き込んでました。なので Lightroom Classic CC 側で同期すれば、そのまま調整済みの JPEG ファイルとして手元に落ちてきます(ライブラリでは画像の調整バッジが表示される)。ちなみに Lightroom Classic CC の設定でも「JPEG、TIFF、PNG、および PSD ファイル内のメタデータに現像設定を含める」が最初からオンになっていました。 JPEG ファイルの編集についての Lightroom の方針を理解。
Lightroom Classic CC では現像設定はカタログに保存されるのですが、調べたところ RAW 画像ファイルと同名で拡張子が xmp の XMP ファイルに保存させることもできるのですね。
個人的に画像ファイルと一緒に現像設定を保存しておきたいので「変更点を XMP に自動的に書き込む」をオンにしました。
自分の中で、現像・編集設定の管理方法がなんとなく固まってきた感じです。
DSC-RX0 は焦点距離 24mm 相当(35mm 判換算)でちょっと広く余計なものが写らないようにするのがなかなか難しい。フォーマットは変わるけれど 1:1 だと 30.7mm 相当(同)になるのでこれでちょっと使ってみようかなと思う。さっと変更できるようにFn(ファンクション)ボタンのファンクション下段5をピクチャープロファイルから横縦比に変更してみた。
1:1 に設定すると写真表示が背面モニタの一部だけになるので、ただでさえ小さいのにさらにちっちゃくてフレーミングには難儀しそう。
ちなみに 1:1 で撮っても RAW 画像は 3:2 で保存されていてメタデータとして 1:1 でクロッピングされているのね。RAW だからそう言われればそうだなと。(JPEG 画像は 1:1 で保存されている)。
1:1 なので縦横ないのに、被写体が縦っぽいなーと思うと無意識にカメラを縦位置にして撮っていて、あっ 1:1 だから意味なことしているなー自分でもおかしくなった。DSC-RX0 は縦横のセンサーが入っておらず表示時に自動回転されないので、1:1 なら常にカメラ横位置で撮っていた方が手間ないのにね。
自宅にいる時にカメラで小物をさっと撮って Mac でささっと現像してソーシャルメディアに投稿したいことがある。そんな時はメモリーカードの抜き差しなどしたくない。
ソニーの α6300 や DSC-RX0 は PlayMemories Home で Wi-Fi 転送できるのだけれど、ちょっとした撮影は PowerShot G9 X Mark II でしたいんだよね(α6300 はちょっと仰々しいしマクロレンズが無い、DSC-RX0 は 24mm で小物を撮るには向かない)。
しかし PowerShot G9 X Mark II は2年前に購入して以来ずっと転送ソフトウェアの CameraWindow DC 8 for Mac OS X が「10.11/10.12 では、Wi-Fi 接続不可」のままで、Wi-Fi で Mac に転送できず SDHCメモリーカードをカメラから抜いて Mac に挿して画像ファイルを移動するしかなかった。
CANON iMAGE GATEWAY 経由で Mac に転送するというクラウドシンクロを使うという手もあるのだけれど、プライベートな写真も含めて全部クラウド経由になるのは嫌だったので設定しないできた。ただソーシャルメディアに投稿する前提の写真しか無いときはまあ許容しても良いかなと。そう思って機能を見返したところ、同一ネットワーク上に転送先の Mac があり Image Transfer Utility が起動していればサーバを経由しないで直接転送されるとあるではないですか。
ということでクラウドシンクロを設定してみた。やってみたところ、実際サーバ経由をしないで転送できたよ。RAW 画像ファイルも転送される。やった。
数日前に RICOH GR III での記録形式を RAW 画像のみに変えたのだけれど、 Lightroom Classic CC で見てると JPEG でいい感じの結構あるので、やっぱり RAW+JPEG に昨日戻した。
今日時点での初期設定からの設定変更。
[ カメラのカスタム設定 ] [ GR III のカスタム設定 ]
新しいバージョンの Image Sync が今日から配信になり RICOH GR III からスマートフォンに写真を転送できるようになった。やったね。
利用には GR III のファームウェア バージョン1.10 へアップデートが必要。今回のアップデートの変更内容に「暗所・低コントラスト時のAF性能を改善しました。」が含まれているのも嬉しい。
RICOH GR III から Image Sync への転送時にリサイズする機能は無いみたい(ソニー・キヤノンにはある)。 GR III の JPEG 画像ファイルは JPEG 品質 97 で結構サイズが大きいので、スマートフォンで必要に応じてリサイズしてあげた方がいいな。
あ、ソニー・キヤノンのと違って RAW 画像も転送できるので Lightroom CC で RAW 現像してから書き出すということもできるじゃないですか。楽しそう。
※ 転送前に XS (1920x1280) にリサイズしておけば良いことに気が付いた(2019年04月27日)。
発売日の時点でスマートフォン転送できなかったこと(また今日のバージョンでも Bluetooth 接続などまだ揃っていない機能があること)についての苦言をよく目にする。でも全部の機能が完全に揃うのを数カ月以上待たされるのではなく、桜の季節の前に発売してくれて、ゴールデンウィークの前にスマートフォン転送をできるようにしてくれた今のリリース方針の方がずっと良いと思う。発売日からの1カ月でいろいろな写真が撮れたよ。
「電源オフ時の画像転送」を「オン」にしておくと画像転送中にカメラの電源をオフにしても転送を継続してくれるということなのでオンに変更してみた。
ほとんどの場合1枚しか転送しないのであまり関係ないかもしれないけど。
初期設定から変更している項目。
[ カメラのカスタム設定 ] [ GR III のカスタム設定 ]
Pixel 4 で撮影してそのまま Lightroom で現像/編集し、あとで PC 上の Lightroom Classic 管理に移す私的フローを明確にしてみた。2年前に書き出した手順のアップデートである。
Pixel 4 上の下記のフォルダを FolderSync Pro で Dropbox に同期するようにしてある(記事)ので、そこからオリジナル画像ファイル・書き出したファイルを PC 上の保存先フォルダに移動してリネームする。
JPEG ファイルを編集した場合は、現像設定を含まないオリジナル JPEG ファイルをここで保存しておく。 DNG ファイルから現像の場合は現像設定未書き込みファイルまでは保存管理していないのでスキップ。
Lightroom Classic を起動し、 Lightroom と同期されているのを確認したあと以下の手順で。
現像設定をメタデータとして書き込んだ JPEG ファイルは、一般のアプリケーションで開いても編集前の画像しか見えず区別しづらいので -Lr をつけるルールにしている。
昨年11月2日に Pixel 4 に乗り換えてからはや7カ月。評判の良い Pixel 4 のカメラだが、画像処理の結果によっては撮った写真に好みではない不自然さを感じることがままある。 Pixel 4 は(どこまで生なのかわからないが) RAW 画像形式でも同時に保存ができるので、 JPEG 画像が好みではなかった場合には JPEG 画像からの補正以外にも RAW 現像という選択肢もあるのは嬉しい(色合い以外は Pixel 4 内で画像処理されたものの方が綺麗に感じることも多かったりするわけだが)。
前のスマートフォンに比べてカメラの性能がずっと良くになったのに「家に帰って仕上げてから」という意識が強くて外出先でその場でシェアするという活用が最近できていなかった。これでもうちょっとサクサクっとその場でやっちゃう意識がもてるようになるといいな。
Pixel 4 のカメラは評判が良いが「HDR+ をオフにできない」「ホワイトバランスを指定できない」できないのがちょっとネック。 手ぶれ補正のユラユラ感が大きくてフレーミングしにくい問題は最近気にならなくなった。アップデートで改善されたのかな。
Xperia Z5 で使っていた Open Camera を今週インストールしてみた。設定の幅が広がるるのがいいのだけれど、背面カメラのうち1つしか使えないなどデバイスの性能を引き出せないのがもどかしい。
最近は RAW 画像ファイルを Lightroom/Lightroom Classic で仕上げることが多いのだけれど、これもデバイスの画像処理をフルに使えていなくてもったいないなあとは思う。
Naney (なにい)です。株式会社ミクシィで SNS 事業の部長をしています。
nDiki は1999年1月に始めたコンピュータ日誌を前身とする Naney の Web 日記(兼パーソナルナレッジベース)です。
#nNote タグがついている記事は他の記事に比べて、より断片的・未整理・不完全なちょっとしたノートです。まだ結論に至っていない考えなども含まれます。頻繁/大幅に更新したり削除したりすることがあります。 それとは別に nNote にもちょっとしたノートがあります。
※内容は個人的見解であり所属組織とは関係ありません。