朝、Windows (ThinkPad X31 + AirStation WLI-PCM-L11GP)からもRTW65bに接続できない事を確認。 駄目元で RTW65b に挿さっている無線 LAN 用 PC カードを抜いて余っているもう一枚の WLI-PCM-L11GP を挿すもやっぱり駄目(必要なドライバが違うからやっぱり駄目か)。
うーんアクセスポイントを別途調達するしかないなぁ。 だとすると次はIEEE 802.11gにするか。 そうすると妻のThinkPad X31には前から検討していた Mini-PCI のワイヤレス LAN カード(31P9702)も買って挿さねばならんな。 突然の出費か。
週末まではしばらく有線生活。
ということで夜、帰宅してからケーブルと10BASEのハブを出してきて有線 LAN 環境を仮設。
接続。
うーん、滅茶苦茶パケットロスするな。
…思い出した。X31内蔵のNICとこのHUBは相性が悪いんだった。
しょうがないのでルータ直結。
やっぱアクセスポイントはハブ機能付きにしておくか。
不調になった無線 LAN を早く復旧しておきたい。 ということで会社帰りにヨドバシカメラへ行ってアクセスポイントを購入。 ここ最近周辺機器とか買ってなくて「何か買いたい物ないかなぁ」なんて事を考えていたのだが、今回はあまりトキメかない物を買うハメになってしまった。
選んだのはBUFFALOのブリッジモデルアクセスポイント AirStation WLA2-G54。 ルータ無し・ハブ付き IEEE 802.11g だとそれほど選択肢がない。 最近はルータ機能のついているのが主流なのか。 丸っこいデザインがダサいが我慢。
紙のマニュアルはペラッペラのが一枚。あとは注意書きの紙が数枚。 それ以外はCD-ROMに。 CD-ROM の中を見るのも面倒なので、紙のマニュアルだけでいってみる。 分かっていない人に分かり易く書こうとしてあるので、分かっている人には分かりにくい説明。
AOSSは最初から使わない。 暗号化方式は手持ちの機器・ドライバがどこまで対応できるのかわからないので、まずはWEPにしておく。
現行で使っている構成から ESSID をアクセスポイントの初期設定値へ変更。 最初のテストなので一旦キー無しにし、接続できる事を確認。
DHCPがうまくとれない。なぜ?
しかたないので CD-ROM ドライブのついている Windows 98 を起動。 付属CD-ROMをさして、エアステーション設定をしてみる。
えーと LAN 側 IP アドレスは 192.168.11.100 か (後でペラペラマニュアルを見直したら一応ちゃんと書いてあった)。
Web ブラウザから最終的に以下を設定
接続成功。 そういえば今まで WEP のキー無しで接続が成功したことなかったっけか。 今度設定方法を確認しておかねば。
ThinkPad X31 2672-BJ9 に 31P9702 を増設。 以前にインストールしたクライアントマネージャーは削除して Windows (+ IBM 同梱ソフト?)の機能を使うように戻しておく。
とりあえず場所を決めて設置。
片付け等をして結局2時間半以上かかってしまった。
Linux kernel を 2.6.15 にして以来、無線 LAN で大きなファイルの転送がすぐに止まてしまうようになったので、ドライバをいろいろ変えてみるなど試行錯誤中。
大きなファイルの転送ができないと必要なファイルのダウンロードもままならないので、昨日の夜有線で接続して作業を行うことにした。
……あれ?
有線でも駄目じゃん。大きなファイル転送できないじゃん。
ThinkPad X31 の内蔵 NIC の方は会社だとうまく動いているし、どうやら自宅内の LAN、あるいは ADSL 接続あたりに問題があるようだ。
確認してみると無線 LAN アクセスポイント経由での PC 間のファイルのやりとりは問題なし。 早く気がつくべきだった。
Linux kernel 2.4.27 だとうまく通信できているので、そのあたりから調査。 Web を見てみると 2.6.8 から net.ipv4.tcp_default_win_scale がデフォルトで 0 でなくなった事で同様の障害が発生し話題になったようだ。
自分が以前 2.6 系に乗り換えようとしたのもちょうど 2.6.8 だったので、その時に駄目だったのも実はこれが原因だった可能性がある。
echo 0 > /proc/sys/net/ipv4/tcp_default_win_scale
でこの設定が変えられるのだが、2.6.13 以降このオプション自体が無くなっている。
tcp_window_scaling はまだ存在するので、
echo 0 > /proc/sys/net/ipv4/tcp_window_scaling
してみる。
……直った。
MADWIFI も NdisWrapper もシロだったようだ。
そろそろルータ買い換え時なのかなぁ。 YAMAHA で気にいってはいるんだけれど。
自宅の LAN 内で、 ノート PC 上の Web サーバに他の PC からアクセスできるように、DHCP で固定アドレスが振られるように設定することにした。
ルータの Web 管理画面からは固定アドレスの設定はできない。 しかしながら YAMAHA のルータなのでコマンドを入力することで設定できる。
Web 管理画面から [システム管理]->[コマンド設定] を選んでコマンドを入力する。 以下メモ。
# show dhcp status DHCPスコープ番号: 1 ネットワークアドレス: 192.168.X.Y 割り当て中アドレス: 192.168.X.Z クライアントイーサネットアドレス: xx:xx:xx:xx:xx:xx リース残時間: 2日 11時間 7分 0秒 スコープの全アドレス数: 189 除外アドレス数: 0 割り当て中アドレス数: 1 利用可能アドレス数: 188 pp select none #
dhcp scope bind 1 192.168.x.aaa nn:nn:nn:nn:nn:nn dhcp scope bind 1 192.168.x.bbb ethernet oo:oo:oo:oo:oo:oo
上は Linux ノート PC 用。下 は Windows XP ノート PC 用。
最近買った ThinkPad X200 の Windows 7 で Web アクセスするとうまく見られるページと途中で止まってしまうページに遭遇。 うちでこのタイプの不具合が出た時はまずだいたいの場合、ルータ YAMAHA RTW65b と RFC1323 TCP Window Scale Option の問題だ。
これについてはLinux では /proc/sys/net/ipv4/tcp_window_scaling の設定で対応。 Windows XP では特に問題が出ないのでそのままとしていたのだが、Windows 7 ではデフォルトの振る舞いが変わってひっかかるようになった模様だ。 このままだと The Internet との通信がうまくいかないので実質 Windows 7 が使えなくなってしまう。 レジストリいじれば直るかもしれないが、自宅特有の問題だから設定変えたくないというのもある。
で、なんとなく確認したら RTW65b の新しいファームウェア 5.03.25 出ているのを発見。 今使っているのが 5.03.11。 いや新しいといっても出たのは2002年とずっと昔で新しくないな。 記憶を辿ると、リリースされたのは以前気がついていたんだけれどその時は特に必要性を感じなかったのでスルーしていたような気がする。
とりあえず駄目もとでアップデートしてみた。
サイトから rtw65b50325.bin をダウンロード。 telnet で RTW65b にログインして以下を実行。
administrator <== パスワードを入力して管理者モードに tftp host 192.168.0.X <== ファームウェアアップデートを実行する PC を許可
その後 Debian GNU/Linux PC に atftp Debian パッケージをインストルした上で以下を実行。192.168.0.1 は RTW65b の IP アドレス。
atftp -p -l rtw65b50325.bin -r exec 192.168.0.1
で試してみたこところあっさり問題が解決。Windows 7 で OK だし、今まで駄目だった Linux も TCP Window Scale Option を止めなくてもよくなった。 あー、前この問題に始めて遭遇した時すでにこのファームウェア出ていたんだよね。 もっと早く適用していればよかった。
何はともあれまだルータを買い替えないで済んで満足。
我が家のネット設備は
とかなりゼーゼーな状態。Android 端末の Xperia GX については Wi-Fi 接続してもパケットがうまく流れなくて家にいても LTE を使わないといけない状況になってた。なので Nexus 7 が欲しいなと思った時も「あ、でも Wi-Fi 経由接続が……」と思ってブレーキがかかってしまったり。そろそろリプレースしないとねー。
ということで上記の2つをワイヤレスブロードバンドルータ Aterm に乗り換えることにした。まあ実は前から検討はしていたんだけれど、そろそろモデルチェンジかなぁと思って待ってみてたのである。で結局3月27日に新機種が発表されたんだけれど、それが Draft IEEE 802.11ac 対応のフラグシップモデルで目茶高い。 なら普通に IEEE 802.11a/b/g/n 対応 300Mbps で十分かなぁと思って、AtermWR8750N イーサーネットコンバータセットを一度注文したんだけれど、納期が結構先になってしまったので、AtermWR9500N のセットに注文しなおし。
で今週届いたので、今日設置した。
実は今使っている ThinkPad X200 は、買った当時は無駄にオーバースペックな Intel WiFi Link 5300 AGN 選択してたのであった。なので 5GHz 450Mbps 接続できるんだって今頃思い出した。結果的にルータもランクが上の買って良かったね。450Mbps 必要なシーン無さそうだけど。
ちなみにもう1台のノート PC が積んでいるのは Intel WiFi Link 1000 BGN だった。2.4GHz 300Mbps がマックス。
設定完了。
これで
echo 0 > /proc/sys/net/ipv4/tcp_window_scaling
しなくても良いのね。新しいデバイス買ってもいいのね!
Naney (なにい)です。株式会社ミクシィで SNS 事業の部長をしています。
nDiki は1999年1月に始めたコンピュータ日誌を前身とする Naney の Web 日記(兼パーソナルナレッジベース)です。
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