最近またUMLで図を書く事が多くなった。
いんちき図にならないように、基本を確認しておきたい。
入社してすぐの頃に買ったUMLユーザーガイドは網羅的であるが、例が少なく適用の仕方がわかりにくい。
ということで「UMLモデリングのエッセンス 第2版」を買ってみた。 UML 1.3ベースであるが、エッセンスについてはもちろん2.0でも生かせるであろう。 「リファクタリング-プログラムの体質改善テクニック」のマーチン・ファウラーの著書なので安心して読めるはず。
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ほぼ日手帳の使い道であるが、Palm でやっているスケジュール管理をこちらに持ってこようと思う。 スケジュールと、あとログ。
さて、そうとなったら書き方だ。 せっかくなので、何か自分流のスタイルで方眼上でびしっとキメてみたい。
方眼といえば RHODIA。 ミーティングの議事メモなんかは RHODIA No19 にカリカリと書いている。 メモ毎に方眼上にチェックボックスを書いておき、ミーティングが終わったら Palm にスケジュールやアクションを転記したり、その場で処理したりしてそこにチェックを入れていって全部チェックできたらオシマイ。
ここでちょっともやっとしているのが「何でもかんでもチェックボックス」にしている点。これだと処理の必要のない項目までチェックボックスになってしまっており、後でチェック印がはいらないのですっきりしない。
ということで、ミーティングメモも含めて共有の俺スタイルを考えてみた。 基本的にはチェックボックスを踏襲することにした。
チェックボックスの前にマークをつけて区別
写真撮ってから、→にも○があった方が整合性があることに気がついた。
チェックボックスに入れるマーク。
アクション不要マークを用意することで、処理後全部のチェックボックスにマークを入れた状態にできるのですっきりする。
とりあえずこんな感じ。
凡例を書いてほぼ日手帳の下敷きに貼り、しばらくはこれでやってみることにする。
手元に UML 1.3 本(UML ユーザーガイド、UML モデリングのエッセンス 第2版)しかなく、JUDE/Community を使っていても最近の表記法にちょっと戸惑うことがあったので、久しぶりに UML 関係の書籍を買った。
選んだのはこれ。
UML 1.5 からの変更点もそれぞれ書かれているので、理解するのによさそうだ。
また、網羅的にかかれているので辞典的に使えそう。 図を書いている時に表記法をさっと確認する時に活用したい。
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昨日に引き続き今日も Developers Summit 2015 で目黒雅叙園へ。セッション会場では(一般人は)机が無かったので、ノート PC は家に置いてきた。
デブサミはほとんどのセッションが撮影可なんだけれど、スライドを公開すると発表者が言っているのに全スライドをシャッターの電子音を鳴らしてながら撮り続ける人がいて昨日は結構ウザかった。
そういった声は多かったようで、今日は進行の人がシャッター音に配慮するように注意を促していてちょっとは減った感じだった。撮りたかったら無音カメラアプリをインストールしてくるとかした方が良いと思う。
会場でばったり zakwa 氏と再会。まさか来ているとは知らなくてびっくり。今はデータ解析やっているとかいっていたかな。良い再会があったのがデブサミ2日目の一番の収穫。こんど同窓会やりましょう。
朝一番のセッションは昨日の朝に比べて遅い人出。
Docker や Ansible などの話。いろいろ模索し続けている話。インフラ整備専任者が欲しいとのこと。ローカルホストに開発環境を簡単に構築できるというのは良いのだけれど、やはり管理コストが高い印象。
個人的にはやはりどこかのラックに自分の VM がある方が使う側も楽な気がしている。
事前の注意とか言い訳についての前置きが長かった。宣伝セッション。
お昼から帰ってきて会場に行ったら、既にまさかの満席だった。あきらめてソファで本を読んだり、kintone CAFE でコーヒー飲んだり。
プラットフォームの刷新にあたり既存のサービスや機能をきちんと UML を用いてモデリングしなおしてあるべき姿の議論を行ったというのが良いなと。
自分の本部でも今いろいろ可視化を行っているグループがあるのだけれど、散文的に書き出すのではなくてきちんとモデンリングするようにしたい。
Miiverse におけるマルチリージョン構成や多言語対応についての話。
各リージョンに対してどういったサーバとDB構成にしているのかについての説明は興味深かった。パフォーマンスもそうだけれど、サービスとしてどこの機能・情報をリージョン別に出し分けるかを念頭におく必要があることがわかった。なおコードベースは1つで環境変数で機能の出し分けをしているのだとか。
L10N については具体的な話で良かった。Miiverse 特有の話というよりは一般的に誰もが通る道的な。
Eraser Button Law など世界展開においてはやはり法的な事情があるというのもやはり大変なところのようだ。監視ポリシーは統一していとのこと。また投稿監視は関係会社がやっているとのこと(どこにアウトソーシングしているのかな)。
Miiverse もそうだけれど、どこも独自にコミュニケーションサービスを提供していくので、汎用コミュニティサイトはどういう路線でいくのが良いのかなと考えたり。
ガラガラだったし、15分ぐらい経っても本題に入らないし琵琶湖の説明が始まったので途中で出てきた。
及部敬雄氏の
Not プロセス導入 自分たちに必要なものは自分たちで選ぶ
という話が良かった。推進者がゴリゴリ推し進めるのではなくきちんとみんなで考えて試行錯誤していくところに本当の学びがあるんだなと。
セッションの一番最後に、スタンディングオベーションの号令があったのでそそくさと退席した。
Naney (なにい)です。株式会社ミクシィで SNS 事業の部長をしています。
nDiki は1999年1月に始めたコンピュータ日誌を前身とする Naney の Web 日記(兼パーソナルナレッジベース)です。
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ナレッジベースアプリケーション Obsidian で書いているノートの一部を notes.naney.org で 公開しています。
※内容は個人的見解であり所属組織とは関係ありません。