reStructuredText では表を作る時は文字数で桁揃えして、表セルを表現していく。 ASCII 文字などフォント幅がいわゆる半角幅であるものだけならば、良いのだが全角幅の文字がある場合はちょっと厄介である。
文字数的には1文字なのだが、テキストファイル上では2文字分の幅を取るので見た目上桁が揃わなくなってしまう。 というかそれを忘れて桁を揃えておくと、パーサに怒られる。
このためにパッチがあったり、Docutil 0.4 ではこの対策がほどこされたりしている(不完全であるが)。
さらに厄介なのが Unicode 変換がからむところで、 Emacs + Mule-UCS ではいくつかの(いわゆる)全角文字は UTF-8 で保存すると違う文字に変換されてしまい、これまた Docutils のパーサに、桁があっていないと怒られることになる。
できるだけ全角文字はそのままにしておくということで、以下の設定を追加しておいた。
(require 'un-define) (un-define-change-charset-order (append '(ascii japanese-jisx0208) unicode-basic-translation-charset-order-list))
またバックスラシュと円記号の方も混乱が少ないように
(require 'un-supple) (un-supple-enable 'windows)
を追加してく。
最近 Remember The Milk でタスクを検索した際に検索結果に出ないタスクがあっておかしいなと思っていたのですが、ようやく原因がわかりました。 Alfred から workflow でrumember を使ってタスク登録していたものの一部が検索できないようなので調べたところ、濁点・半濁点が分解された UTF-8 文字列で Remember The Milk に送られていたのです。 Remember The Milk の Web 版で入力や検索では濁点・半濁点が分解されていない文字が使われるため検索でマッチしていないのでした。
合成されている Unicode 正規化形式C (NFC) で統一したいのですが Alfred では選択する方法がありません。Keyword to Script テンプレートで作った Alfred workflow だと Run Script (/bin/bash) のひな型が
query="{query}"
となるのですが、ここをいったん
query=`echo "{query}" | iconv -f UTF-8-MAC -t UTF-8`
のようにして変換することにしました。 Remember The Milk への登録以外にもテキストファイルに追記する workflow や Slack に投稿する workflow も同様にして NFC で処理するように変更です。
すでに Remember The Milk に投稿したものは仕方ないので手動で検索してちまちま修正。テキストファイルに書いたものもわかる範囲で検索して書き換えました。ふう。Google Chrome や Ulysses はきちんと合成して表示してくれるので今まで気がつきませんでしたよ。
ちなみに uconv -f utf-8 -t utf-8 -x nfc だと合成できていない文字があってうまくいきませんでした。
mixi日記でつぶやくようにしたり Web 日記を書いたら Zapier を使ってmixi日記でつぶやくようにしたり最近しているのだけれど、ホーム画面内での日記の先頭部分表示だとハイパーリンクがある事がわかりにくいので、絵文字も使ってみることにした。
WWW 黎明期はリンクを表すシンボルは地球を含む図案が多かったけれど、今は鎖のような図案やサイト外へ出ていくイメージの図案が多くなった。今はもう world wide は当たり前になったということかな。
Mac の Google 日本語入力で Unicode の LEFT-TO-RIGHT OVERRIDE (LRO) U+202D を入力する方法。
これでカーソル位置に入力される。
これでクリップボードにコピーされる。
最近ノートで Unicode 絵文字を活用している。やはりカラフルだとノートテキストファイルの中で視認しやすい。
ノートテキストファイルの分類に応じたシンボルとして絵文字を全体の先頭の方においておけば iA Writer のファイルリストで区別しやすくなる。またテキストファイル中の各見出しの先頭にそれぞれの意味に合わせた絵文字を書いておくことで、ぱっと入力場所を探せる。
表したいことにマッチした絵文字が無い場合は適当に比喩的に近い絵文字を使う。 Unicode 絵文字の名前をみつつこの意味ではこの絵文字を使うなどのマイルールをちょっとずつ作っている。
このあたり絵文字の意味づけが人によって違ってくるところなので、みんなでルール化してもうまく運用できない気はしている。
Naney (なにい)です。株式会社ミクシィで SNS 事業の部長をしています。
nDiki は1999年1月に始めたコンピュータ日誌を前身とする Naney の Web 日記(兼パーソナルナレッジベース)です。
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ナレッジベースアプリケーション Obsidian で書いているノートの一部を notes.naney.org で 公開しています。
※内容は個人的見解であり所属組織とは関係ありません。