自宅にいる時にカメラで小物をさっと撮って Mac でささっと現像してソーシャルメディアに投稿したいことがある。そんな時はメモリーカードの抜き差しなどしたくない。
ソニーの α6300 や DSC-RX0 は PlayMemories Home で Wi-Fi 転送できるのだけれど、ちょっとした撮影は PowerShot G9 X Mark II でしたいんだよね(α6300 はちょっと仰々しいしマクロレンズが無い、DSC-RX0 は 24mm で小物を撮るには向かない)。
しかし PowerShot G9 X Mark II は2年前に購入して以来ずっと転送ソフトウェアの CameraWindow DC 8 for Mac OS X が「10.11/10.12 では、Wi-Fi 接続不可」のままで、Wi-Fi で Mac に転送できず SDHCメモリーカードをカメラから抜いて Mac に挿して画像ファイルを移動するしかなかった。
CANON iMAGE GATEWAY 経由で Mac に転送するというクラウドシンクロを使うという手もあるのだけれど、プライベートな写真も含めて全部クラウド経由になるのは嫌だったので設定しないできた。ただソーシャルメディアに投稿する前提の写真しか無いときはまあ許容しても良いかなと。そう思って機能を見返したところ、同一ネットワーク上に転送先の Mac があり Image Transfer Utility が起動していればサーバを経由しないで直接転送されるとあるではないですか。
ということでクラウドシンクロを設定してみた。やってみたところ、実際サーバ経由をしないで転送できたよ。RAW 画像ファイルも転送される。やった。
2015年・2016年・2017年以来、2年ぶり4回目の Developers Summit 参加。一昨年には無かった Wi-Fi のスポンサー提供があってとても快適になった。素晴らしー。
朝1番のセッションの冒頭で今回の事前登録が4000人超という話があった。大盛況。会場の混み具合からするともうキャパオーバーも近いのではと思えてくる。各セッション会場でのバーコードチェックがステージ近くで、まだセッションが終わる前に次のセッションの人が誘導されて入ってきたりして、待機列の問題からだろうけれど、ちょっと発表者に失礼なんじゃないかなーとは思ってみてた。
以下セッションタイトルは2月13日時点の公式サイトより。
株式会社アトラクタ 原田騎郎(@haradakiro)氏
やはり適切な人数の自己組織化されたチームで構成される体制を作っていきたいな。エッセンシャル スクラムだとプロダクトバックログは唯一なものと書かれていたと思うんだけれど*1、現実的なところ抽象度の違う階層化されたバックログとチーム毎にそれぞれあるバックログという感じでいいんだな多分(エッセンシャル スクラムでも階層化バックログ自体は紹介されている)。
*1 どんなプロダクトバックログをいくつ用意すべきかを考えるにあたっては、基本原則がある。プロダクトごとに、プロダクトバックログをひとつ用意するというルールだ。-- エッセンシャル スクラム 6.7
GitHub 池田尚史(@ikeike443)氏
GitHub Actions で Docker イメージを作成して、デプロイまで実行できるようになるという話。デプロイ以外にも GitHub 内での様々な処理も。
株式会社grasys 長谷川祐介氏
サンドイッチ。HashiCorp 製品と Google Cloud の紹介。それから企業の話についての自分語りを伺えた。
ワイクル株式会社 角征典(@kdmsnr)氏 株式会社アトラクタ 永瀬美穂(@miholovesq)氏
前半永瀬氏による enPiT 事例紹介。
後半角征典氏のエンジニアリングデザインプロジェクト(EDP)を通じた知見紹介。参加者の多様性とモチベーションのばらつきを意識した取り組みが素晴らしい。
こちらでもやはり最適なチームについて(人数・多様性)が取り上げられていた。メンバの多様性によるデメリット(ここではモノづくり工程ではデザイナーができることが少ない)もきちんと示されていて、その上でそうしているという話で説得力があった。
ただ「やってみているという話」ではなく、裏打ちされた方法論を押さえた上での取り組みで学びのある話だった。
東工大生イジりが嫌味がないのも素敵。
株式会社コロプラ 廣本洋一氏
機能別組織だからこそ、事業部とは別のロードマップで優先度判断ができる部分があるのだなと感じた。
株式会社VOYAGE GROUP 福田剛広氏 小林徹也氏 駒崎大輔氏
ECナビについて2年弱かけて AWS 移行した話。
サービスの長期運用で技術が古くなり、エンジニアから見た魅力がなくなり新規採用で苦戦したり、在籍エンジニアのモチベーションがダウンしたりというのはあるある話だ。
別だったインフラとアプリの管轄を分けないようにする・オンプレから AWS に移行する・いったんそのままの構成で移すなどは、そうだよねというかそうするよねというかそうしているよねとかそういう感じ。現実的・保守的な判断かなと。
株式会社ZOZOテクノロジーズ 塩崎健弘氏
BigQuery 移行事例についての、味わいのある発表。
今日はシャッター音少なめだなと思っていたのだけれど、このセッションは賑やか。聴講者の層が違うのかな。
高柳謙氏 株式会社丸善ジュンク堂書店 平木啓太氏 株式会社スマートニュース 瀬尾傑氏 株式会社アトラクタ 永瀬美穂(@miholovesq)氏
技術書・ビジネス書のそれぞれトップ3人の著者(や関係者)によるプレゼンテーションと投票・発表のセッション。
発売日の今日、注文していた RICOH GR III が届いた。2018年9月25日の開発発表から買うと決め待ちわび、先月22日の発表と同時に注文、ついに手に入れることができた。
家には妻の GR1s があるけれど自分は TC-1 をメインに使ってきたし、その後デジタルカメラの GR シリーズも手を出してこなかったので、がっつり GR シリーズを使うことになるのは今回が初めてだ。
店頭で見て大きいなと感じた GR II に比べて小さくなり、手に馴染むよい大きさになった。いうほど小さいと感じないのは普段携帯しているのが DSC-RX0 と PowerShot G9 X Mark II だからだろう。
プラなところはいかにもプラな感じで、値段に対して想像していたほどは高級感が無い印象だ。最初はバッテリーを入れない軽い状態で触っていたので特にそう感じたというのはあるかもしれない。安っぽくて嫌いということは無いので、使っているうちに愛着が湧いてきそう。
画像モニターは今まで使ったデジカメとは違うなめらかぬるぬるで面白く感じた。
オートエリアAF時にタッチAFで測距点移動した場合、次のシャッターボタン半押しでその測距点で AF してくれるのだけれど、もう一度シャッターボタン半押しすると測距点選択が解除されてまた測距エリアが自動で選ばれて AF するのね。
PowerShot G9 X Mark II だと、いったんタッチで被写体を選んだらカメラが動いても測距点が追尾してくれてシャッターボタンを半押しするたびにその被写体で測距してくれる。
この違いで最初アレっとなった。仕様の違いを理解。
とりあえず今日は以下で設定。
Fnボタン割り当ては使いながら決めていく感じ。ADJ モード設定はいったん初期設定で。
ISO 感度オート上限値は初期値の 6400 のままにしているけれど、常用は 3200 までという声をよくみかけるので 3200 に下げるかもしれない。
縦吊りか対角線吊りか迷ったけれど、対角線吊りにしてみることにした。
モードダイヤル近くのストラップ取り付け部を使わない方が、前電子ダイヤルやシャッターボタンを操作しやすい。移動時にたすきがけしておく時も安定しているので良さそう。
スマートフォンへの転送は Image Sync アップデート待ちの模様。 PC への Wi-Fi 転送のためのアプリケーションは用意されていないみたい。
しばらくはSDHCメモリーカード抜き差しでかな。
GR III のために今回買ったものは以下。
[ 製品レポート ] [ カメラのカスタム設定 ] [ GR III のカスタム設定 ]
アプリが対応するまでは外出先で RICOH GR III から Wi-Fi 転送することがないので記録形式を RAW+JPEG から RAW に変えておくことにした。少しはバッテリー消費が減るかな?
今日時点での初期設定からの設定変更。
[ カメラのカスタム設定 ] [ GR III のカスタム設定 ]
昨年の3月に DSC-RX0 を買ってから1年が過ぎた。今日発売になった後継モデルの RX0 II (DSC-RX0M2) はちょっと気になるけれど、最短撮影距離 20cm になる代わりに本体が大きくなってるので DSC-RX0 で十分かなと思っている。
この1年、外出する時は左の腰に下げたバンナイズのジャバラ付きマルチケースに入れて常に持ち歩いている。レンズプロテクターのガラスは防汚なのか手で包み込んで持ち歩いても指紋や手脂がつくこともない。水深 10m の防水性能・2.0m の落下耐性・200kgf の耐荷重というタフなやつで、振動など気にせず EDC できるのが素晴らしい。
裏側からみて左下にストラップ取り付け部があるため、左手にハンドストラップを通して握っておくのがしっくりくる。左手の親指を底に置き左手の中指で電源ボタンを押して電源オン。起動後すぐに左手人差し指でシャッターボタンを押して撮影し、中指で電源オフ。特に左利きに相性が良いんだよね。
メモリーカード/端子カバーはちょっと心もとない感じなのだけれど、実は1年で数回しか開け閉めしていないので問題なかった(本体ソフトウェア・アップデートの時ぐらい)。家に帰ったら Wi-Fi で Mac に写真を転送し DSC-RX0 側で削除するという使い方をしているのでメモリーカードもほとんど抜き差ししないで済ませられている。
Image Sync がアップデートされて RICOH GR III から Wi-Fi 画像転送できるようになったら、 DSC-RX0 での撮影枚数は少し減るかも。でも他のカメラを出すのは面倒だけど DSC-RX0 なら出せる、そんなシーンでまだまだ頼りにしていくつもりだ。
[ 製品レポート ]
デジカメで撮影した動画を MacBook Pro で日付順(ファイル名順)に連続再生するのに VLC media player を使ってきたのだけれど、Synology DiskStation DS216j (NAS) に移動した動画ファイルを再生すると途切れ途切れになるのでちょっと困っている。
VLC のネットワークキャッシュ設定を 1,000ms から 4,000ms に上げてみたら改善されたが、動画ファイル毎にそのキャッシュ時間分再生開始を待たされてしまう。
内蔵 SSD から NAS に移したことで途切れ途切れになったので当初は NAS や Wi-Fi の速度の制約かなとも思ったのだけれど、ビットレートを考えるとそれほど厳しい状況でも無いはず。ということで別のメディアプレーヤーを試してみることにした。
選んだのは IINA というメディアプレーヤー。 mpv というオープンソースのメディアプレーヤーを使っている。
macOS 向けのモダンなメディアプレーヤーで VLC より洗練された印象である。 VLC では途切れた NAS 上の動画ファイルも問題無く再生できた。フォルダ内の動画ファイルを再生した後に同じフォルダの動画を自動再生していく設定ができるので、年別に動画ファイルを保存している自分のユースケースにもぴったり。
今後は IINA を使うことにしよう。
[ Mac アプリケーション ]
DSC-RX0 から「Wi-Fi でパソコンに画像を保存」ができなくなってなんだろうと思ったら、 PlayMemories Home が動かなくなっていた。火曜日にアップグレードした macOS Catalina では動かないのか……。
microSDHCカードが小さくて扱いにくいのと、防水パッキンのあるメモリーカード/端子カバーを都度開け閉めしたくないのとで、 DSC-RX0 はほぼ Wi-Fi 転送で済ませていただけに無念。
PlayMemories Home を削除した。
Naney (なにい)です。株式会社ミクシィで SNS 事業の部長をしています。
nDiki は1999年1月に始めたコンピュータ日誌を前身とする Naney の Web 日記(兼パーソナルナレッジベース)です。
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